日々の筋トレで正しいフォームを習得し、順調にウェイトを上げてきてある壁にぶち当たりました。
効かせたい筋肉に集中したいのに、バーベルを落とさないように、ラットプルのバーから手が外れないようにと、意識が『手』に向いてしまい全く集中できない種目が増えてきたのです。
原因は『握力不足』なのですが、この原因にたどり着くまでに必要のないアイテムをを2つも購入し、やっと満足できるアイテムで日々トレーニングをしています。
今回は日々真剣に筋トレに取り組んでいるけど、手が痛くてトレーニングに集中できない女性に送る『パワーグリップ』の必要性と2度の失敗から得た確かな商品の選び方をご紹介したいと思います。
デッドリフトは手が滑るのでトレーニングに集中できない問題
私のデッドリフトの重量は40kgです。筋トレをしている方ならわかると思うのですが、重量を決める基準は『自分の体重』です。
つまりすごく重い重量を扱っているわけではないです。はい。
私も自分の体重である52kgを目指して頑張っているのですが、正しいフォームや効果がある筋トレを目指しているのに、手が滑ることで全く集中できません。
ラットプルダウンも32キロを安定してこなすことができるようになってきたので、もうひとつ上の37キロにチャレンジしますが、広背筋に効かせることより、バーから手が外れそうな恐怖で全く集中できません。
そのほか、重量がUPしたり、メニューが増えることで筋トレに全く集中できない種目がふえてしまいました…
- デッドリフトをすると手にマメができる。
- デッドリフトはバーの握り方によって手が痛くて耐えられないときがある
- デッドリフトをしているとき手汗でバーベルを落としそうで怖いので手に余計な力をいれてしまう
- ラットプルダウンのバーは滑りやすいうえ、手を離しそうで怖い
- リバースグリッププルダウンって手首から腕にかけて痛くなるからメニューに入れてもらっても取り組むことができない
私は小さいときから手汗・足汗に悩んできました。
バーベルのバーってスベリ止め防止効果なのかちょっとギザギザしています。
それを私の手汗をかきやすい手のひらで握るもんですから、いい摩擦が発生するようで、確実にマメ&軽い皮剥けが生じるようになりました。
そのうえデッドリフトの後にラットプルダウンをするものですから、握力は弱くなってますし、バーベルで痛みを感じる皮膚を巻き込んでバーを握るもんですから、痛くて集中できないのです。
筋トレに集中していると汗をけっこうかくので、手のひらも滑りやすくなります。
結果、手にばかりに意識がむいて、ターゲットとする筋肉には全く集中できなくなってしまいました。
このままではトレーニングに全く集中できません。何らかのアイテムを使わなければ今後一生筋トレに支障をきたすということです。
私は手が滑らない何らかのアイテムを購入することにしました。
トレーニンググローブは握力補助をしてくれない
筋トレに集中できなくては時間を無駄にしてしまう!と言うことでトレーニンググローブを購入することにしました。
実はこのトレーニンググローブ、1度使って…といいますか装着してみて全く意味がないとわかったので試着程度しか使用していません。
それでは何がダメだったのか。
浅はかな自分をさらすようで恥ずかしいのですが、同じ失敗をする人がいないように、反省も含め告白したいと思います。
私はそもそも、バーから手を離してしまいそうになる理由は、私の生まれつきの症状である、異常な手汗が発生しやすい体質が原因だと思っていました。
まさか「握力不足」が原因だなんて全く考えていませんでした。
ですからグリップ力があって手のひらを保護することができれば、この悩みから解放されると思っていたのです。
ネットで調べた結果「リストストラップ」「トレーニンググローブ」「パワーグリップグリップ」が私の悩みを解決してくれる商品だと考え、値段や使いやすさなどを考慮し、トレーニンググローブを購入しました。
しっかーし!トレーニンググローブは私の悩みを解決するどころか、ストレスを増やすだけの存在になりました。
上の画像を見ていただければわかると思いますが、グローブのサイズが大きいんですよね(でもこれ以上小さい商品はない)
一番小さいサイズであるSサイズは17~18cmって書いてるんですよ…そして私の手のサイズは18cmなのです。ですから女性は普通にSサイズを選択することになると思います。
あぁ…今気づきましたが、試着段階なら返品できたかもしれませんね…
サイズが合わない事が全ての原因だと思うのですが、グリップは全く効きません!手汗をかいた素手のほうがグリップ効いちゃう状態。
つまりこのグローブを装着すると手のひらサラサラになるのです(意味ねぇ~)
そうなると全く装着の意味がありませんし、逆に装着してハンデ背負うわけでして、何と戦ってるんだって状態です。
結果、安くても1度も使うことがない商品を手に入れるに至ったわけで、安物買いの銭失いだったということです。試着段階なら返品可能だと思います。
はっきり言いましょう!このトレーニンググローブは手のマメの防止には役立つかもしれませんが、スベリ止めは効きませんし、サイズは大きめですし、買って失敗したなと思いました。
とにかく値段とグリップ力だけを考え購入したもの
えっ?なにこれ?って声が聞こえますね~
雪国に住んでいなければ、ガテン系の職業の方々でなければ接触する機会もないかと思うのですが、この商品はホームセンターやワークショップで扱っている作業手袋でございます。値段は200円程度。
なぜこの商品を選んだかと申しますと「安くてグリップ力がある」ということなのです。
そうですぅ。私まだ握力不足ということに気づいておりません…
手汗により滑るのだから滑り止めがきっちり効いてる手袋なら、私の悩みは解消されトレーニングに集中できると思いました。
実際に使ってみると、私の期待通りの働きをしてくれました。
手袋が保護してくれるので、手のマメがトレーニングを邪魔することもありませんし、手汗によるバーの滑りも全く感じることがありませんでした。
グリップはめちゃくちゃ効いてるけど、手は離したい…あれ?もしかして?
そう!私はそこで初めて自分の「握力不足」に気づくのです。
やっちまいましたね。
今後一切必要のない、手にはめるためのグッズを2種も購入してしまいました…
トレーニンググローブはまぁ、勉強不足な自分への戒めです。作業手袋は犬と雪で遊ぶ時に使えばいい!
握力不足を補うためのアイテムを今すぐ購入し、このストレスから解放され、筋トレに集中しよう!と心に決めた時は私の誕生日近くで、友人夫婦が「誕生日何欲しいの?」とちょうど聞いてくれました。
私は筋トレに集中するためのアイテムをプレゼントしてもらうことにしたのです。
絶対に失敗しないパワーグリップの選び方とは
パワーグリップを最初から購入してればストレスだって感じなかったのになとは自分自身痛感しております。
しかしながらこのパワーグリップはとっても高価です。
そして友人に「これが欲しい!」とリクエストするものですから、プレゼントしてもらったのに選択を失敗して使わないというのも失礼です。
今度こそ失敗は許されません。
そこで、私が満足できるアイテムにたどり着くまでにリサーチしたことをご紹介します。
握力補助に必要なアイテムは何か?
握力不足が原因でトレーニングに集中できないということがわかったので、握力補助にはどんなアイテムがあるのか調べてみました。
するとリストストラップ、リフティングフック、パワーグリップが握力補助に適しているとわかりました。
リフティングフックはまず落選です。
レビューを見ると手首のマジックテープが心もとないようですし、フックがゴツいことで、意識が手に集中してしまうような書き込みも見られます。
そのうえ、サイズ選択が無い。これでは男性より手首が細い女性では手首のマジックテープが余る可能性もあります。
手の幅だって男性と女性ではサイズが違いますよね…不安要素が多すぎます。このアイテムは選ぶことができません。
リストストラップは筋トレ上級者が間違いない!と太鼓判を押すアイテムです。
かなり高重量でも扱えるようですが、ストラップをバーに巻くのにコツがいるようですし、初心者にはパワーグリップの方が扱いやすいというレビューがあったので、握力補助のアイテムとしてパワーグリップを選択することにしました。
どのメーカーのパワーグリップを選ぶか
パワーグリップを買おう!と決めたのですが、ノーブランドから有名ジムのものまで多数出ています。
レビューをみて押さえるべきポイントがわかりました。
- 素材は本革を選べ(耐久性・スベリ止め効果)
- 安いものはすぐ壊れたりするので高いものを選べ
- 手首のベルトのサイズは16cmでSサイズちょうどいいくらい
- 手首のベルトはサイズを間違えると使いづらく見栄えが悪い
結局のところ、色々検索をしてみて、やはりゴールドジムのパワーグリップが信頼できる商品なのだと思いました。
大会に出るような女性選手が「ゴールドジムのパワーグリップSサイズが女性にはオススメよ」なんていう動画もあったので、Sサイズだと間違いないな。
ということで、誕生日プレゼントはゴールドジムのパワーグリッププロのSサイズにして!と友人にLINEしました。
女性は一番小さいサイズ…で失敗したよね?
LINEしたあとに、なにげな~く、あっそういえば女性はSサイズという選択をして失敗したなって思い出しました。
レビューには16cmでSサイズちょうどいいって書いてたな。と思い試しに手首を測ってみました。
すると衝撃の14.5cm!1.5cmも違うではありませんか!そもそもゴールドジムのパワーグリッププロのSサイズの表記は何cmなのでしょうか?
サイズ目安としてS(約16cm)、M(約18cm)、L(約21cm)と書いてあります。
あら?やっぱりダメじゃないですかこれ?だってSとMで2cmしか違わないということは、2cmが結構な差だと言うことでしょう。
でも、手首って脂肪がつくところでもありませんし、デブでも鍛えてても、女性っていうだけで大体、サイズ(長さ)って同じだと思うんですよね。
なんなら私は骨太な方なので、一般的に女性であればもっと細い人が多いと考えられます。
すると選択肢からゴールドジムパワーグリッププロは外れてしまいますよね。
私は何を買えばいいのでしょうか?もはや迷子になってしまいました…
【朗報】女性が選ぶべきパワーグリップを発見した!
ゴールドジムパワーグリッププロのレビューに、「このパワーグリップはナンチャラというメーカーの商品なのにゴールドジムというブランド名を加えただけで金額が高くなる。」というレビューがあったなと言うことに気づきました。
つまり、同じ商品でもディズニーやキティちゃんのようなキャラクターを付けて売られている商品はちょっと高いよねってやつです。
そしてそのレビューがどこにあるのか必死になって探し当て、ナンチャラがどこのメーカーなのか発見したのです!
そしてそのメーカーにはXSサイズがありました~!
さぁ皆さんここまで引っ張りましたがやっとオススメの商品をご紹介できますよ!私が自信をもってオススメする握力補助のアイテムはこちらです!
女子はピンクを買うこと!
私が自信をもってオススメするアイテムはパワーグリップ(VERSA GURIPPS)プロタイプです。悲しいことに、2018年2月現在ピンクが販売されておりますが、私が買おうと思っていたときには、カモフラージュ柄しかありませんでした。
どうでもいいことですが、パワーグリップという商品自体、かなりいかついものですので、購入を決断された女性は、是非ピンクを購入してください。
ピンクってだけでテンション1.25倍になります(確実)
41歳、中身はおじさんだと言われる私ですら、ピンクにしたほうがいいと思うほどです。是非色選択を間違えませんように…
パワーグリップ(VERSA GURIPPS)プロタイプがどれだけ素敵な商品かを力説します
初めてこのアイテムを装着しジム内をウロウロしていると、同じ時間帯に会うおねーさま達に「いかつい」「本気すぎてウケる」など言われました。
しつこいようですがゴツいですので女性は是非ピンクを選んでくださいね。
使用方法ですが、バーベルのバーを革で巻きその革を手で押さえます。
たったこれだけ。なにも難しくない。
そしてたったこれだけなのに、握力全く必要なくトレーニングできます。
今までデッドリフトの際、手が痛むことも悩みだったのですが、腰を痛めないように気を使っていました。そういうものなのだと思ってトレーニングしていました。
でもびっくり!パワーグリップを使用すると、握力補助は当たり前ですが、腰も気にすること無くトレーニングできるのです。
きっとターゲットになる筋肉に集中することができていて、変な所に力が入っていないからなのだと思うのですが、キツイと思っていた40キロが普通にこなせるようになりました。
(今では45キロが余裕になってきましたよフフフ@H30.3月)
ラットプルダウンも1セットは37キロできるようになりました。
すると筋肉は裏切りませんよ。
脇肉はなくなり、背中もシャープになって来ました。フフフ。
その他にもリバースグリッププルダウンという幅を狭く逆手にラットプルのバーを下ろすトレーニングに関して、もう腕が痛くて痛くて全くできなかった種目が、難なくできるようになりました。
もはや無敵です。フフフ。
【追記】見た目が同じなのにもっと安い商品を発見した!
この記事を書いた後に見た目がそっくりな商品を発見しました。
こちらの商品にはXSサイズ(11~16cm)があります。
パワーグリップ(VERSA GURIPPS)プロタイプと比べると半額近い値段で買えてしまいます。
え~耐久性とか本当に大丈夫?と思いましたが、こちらのパワーグリップは6ヶ月満足保証製品ということで、使用後でも返品可能で、サイズ交換も可能なんですって!
ホントに?すごいですね…
ただし、AMAZONのショップページからの購入が条件となっているようです。
そしてAMAZON直営店だと半額近くの価格になりますが、他のショップだとパワーグリップ(VERSA GURIPPS)プロタイプと変わらない値段でした。
この4,000円で購入できるのであれば絶対に買ったほうがいいと思います!
商品については6ヶ月保証があるので安心ですし、パワーグリップは自分の世界を変えてくれる商品です。
女子の皆さんには自分の限界はもっと先にあったんだ~って感動を味わって欲しいです。
AMAZONのショップページで是非商品の詳細を読んでみてください。
すごい細かくて、デメリットになるような気になるポイントなんかも書いてくれてます。すごい安心感のあるショップだなって感じました。
↓AMAZONページで購入しないと6ヶ月保証が受けれませんよ↓
まとめ
デッドリフトやラットプルダウンは美尻やキレイな背中を作るためには重要なトレーニングメニューです。
何とかターゲットに効かせようと頑張っているのに、握力不足でトレーニングの効果を発揮できなければ時間を無駄にしているのと同じです。
実際にパワーグリップを装着することで、筋トレに集中することができましたし、1ヶ月程度で身体に変化が現れました。
握力なんて女性であればそんなに差があるとは思えません、トレーニングに成長が見られないという人は実は握力不足により、本来の力を発揮できていないだけかもしれません。
思いっきりトレーニングできるようにぜひパワーグリップを筋トレのお供にしてみてください!本来の自分の力に絶対に驚きますよ!
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