先日、フィットネスクラブのお風呂で会員の女性とお話していたときのことです。
どんなトレーニングや食事をしているのか?と質問されたので、私のトレーニングや食事方法について簡単に説明しました。
すると私に対し、トレーニング方法や食材の選択についてアドバイスしてきた彼女。
彼女としては悪気ないのでしょうが、はっきり言って失礼で無神経だと思いました。
こんな事を言うのもおこがましいですが、私は彼女より、知識も実行力もあると思っています。
そんな私に、彼女が浅い知識をアドバイスしてくるという行動に驚きましたし、自分の頑張りを否定されたようで心がざわつきました。
そのアドバイスを受けてからというもの、運転してても、家事をしてても、心がざわついていました。
でもね、時間が経ったらあることに気づいて、心のざわつきはパワーに変わり、私のトレーニングに対するモチベーションを何倍にもしてくれたのです。
ということで今回のお話は「悪気ないけど失礼で無神経な人」が何気に放った一言にダメージを受けるも、それをパワーに変え、頑張る決意をした一人のアラフォー女の物語です。
心がざわつくに至った経緯
ちょっとトレーニング方法をアドバイスされたくらいで、失礼で無神経だ!なんて大げさすぎない?
と思ったでしょう。
そもそも彼女は思ったことを悪気なくストレートに口にする方です。
そしてアドバイスは以前から時々されていて、今までだったら「そうですね」と相づちをうち聞き流していました。
では今回は何が違ったのか。
それは私が通っているパーソナルトレーニングジムに関係しています。
ここで少し私の心がざわつくに至った経緯を説明します。
ある女性トレーナーさんとの出会い
私は会社から近いフィットネスクラブに3年前から通っています。
彼女はそのフィットネスクラブの会員さんで、私が行く時間帯と同じ時間帯にいるので、当初から挨拶程度の会話は交わしていました。
トレーニングが2年目に入った頃、カラダを変えるためにフリーウェイトトレーニングに挑戦しよう!と私は決意します。
当時フィットネスクラブでは、毎日フリーウェイトエリアで筋トレ指導をしてくれる女性トレーナーさんがいました。
私がフリーウエイトトレーニングに挑戦したいことを伝えると、女性トレーナーさんは付きっきりでトレーニングの指導をしてくれたのです。
その結果、見事2ヶ月でカラダを変えることに成功しました。
そして私は、トレーニングの面白さや筋肉は裏切らないという快感を味わい、トレーニングにハマってしまったのです。
このまま女性トレーナーさんと筋トレを続けていけば、プリッとした上向きの小尻になることだって夢じゃない!って思いました。
女性トレーナーさんの退職
でもその女性トレーナーさんは自分でジムを始める。と言ってフィットネスクラブを退職してしまいます。
女性トレーナーさんと連絡先を交換し、ジムの開店を待っていた私。
そして数カ月後、女性トレーナーさんから連絡が来たには来たのですが…
自分でジムを始めたという連絡ではなく、公共の施設を使ってパーソナルトレーニングをしますよ。という話だったのです。
公共の施設を使用するということは、トレーニング中、器具の待ち時間とかあるよね!?なんか遠慮しちゃうし集中できない…
と思いせっかく連絡を頂いたのですが、女性トレーナーさんにパーソナルトレーニングをお願いするには至りませんでした。
女性トレーナーさんがいなくなったフィットネスクラブでは、筋トレを指導してくれる専門のトレーナーさんの存在は無くなりました。
時々会うトレーナーさんにメニューを組んでもらい、そのとおりトレーニングするものの、全くカラダに変化はありません。
こうなると迷走です…フォームが悪いのか、メニューが良くないのか…
トレーナーさんを信用できず自己流でトレーニングし続け、ドツボにハマっていき、結局体重は増加。
つまりは「リバウンド」してしまったのです。
私の望み通りのパーソナルトレーニングジムを発見!
そんな中、会社のすぐ近くにパーソナルトレーニングジムができた事を知ります。
しかもそのパーソナルトレーニングジムは市内一の安さで、私が通うフィットネスクラブの元トレーナーさんが始めたジムでした。
やだ、マジ、渡りに船!と思った私は、Friceというパーソナルトレーニングジムに通うことにしました。
パーソナルトレーニングを受け、1ヶ月で体脂肪率6%・重さにして3.7kgの脂肪を落とした私。
パーソナルトレーナーの中村先生が色んな知識を私に与え、私も信頼してトレーニングした結果が数字に現れたのだと本当に嬉しく思いました。
Friceには汗を流す施設が無いため、私はパーソナルトレーニング後には、フィットネスクラブのお風呂に入りに行っています。
いやぁ~3.7kgの脂肪を落とすってマジで中村先生神!
とか思いながらお風呂に入ると、彼女に話しかけられました。
あれ?今日トレーニングしてた?
と聞かれたので、新しく近くにできたパーソナルトレーニングジムに通っている話をすると
あぁ…そこに通うくらいだったら(退職した)女性トレーナーさんに頼めばいいのに
と言われたのです。
私は、女性トレーナーさんもパーソナルトレーニングジムを始めたのかと思い、彼女に聞くと、ジムはやっていないということでした。
つまり、以前女性トレーナーさんから連絡を頂いたときと状況は変わっていないのです。
まぁ彼女と女性トレーナーさんは仲が良かったようなので、彼女にしてみれば今の言葉は悪気がなく、ただただ女性トレーナーさんを勧めたいという気持ちなのだろうと考えました。
私は、Friceとフィットネスクラブが近くてお風呂に入れることや、会社からFriceが近いから通いやすくていいんですよ。と伝えました。
すると彼女は
っていうか効果なかったらお金返してくれるの?
と質問してきたのです。
えっ?もしかしてケンカ売られてる?と思った私の心は急にざわつき始めました。
その一言は本当に悪気ない言葉か?
効果なかったら返金してくれるの?と質問された時、私は確かに悪意を感じました。
というのも、ここまでの話の流れから、彼女は私が女性トレーナーさんではなく中村先生を選んだことが納得できていないと感じました。
もしかすると、彼女は今現在も公共の施設を利用し、女性トレーナーさんのパーソナルトレーニングを実際に受けているかもしれません。
だからこそ私に女性トレーナーさんを勧めているのかもしれません。
しかしそれは自分の考えの押しつけでしか無いわけです。
すでにFriceに通うことを選択し、中村先生を信頼して通っている人に対し、中村先生の指導があたかも効果がないように話をしてくるというのは、はっきり言って失礼です。
そもそも彼女の言う「効果」というのは「筋力アップ」なのか「痩せること」なのか「ボディメイク」なのかすらわかりません。
しかし実際に彼女が女性トレーナーさんのパーソナルを受けているのであれば、効果が現れていないのは彼女の方じゃないの?と私は心の中で呟きました。
その後もFriceにマシンは何種類あるのか?マシンの数もそろってないのに効果が出るのか?など、まぁ色々と聞かれました。
マシンの種類に関しては「ここ(フィットネスクラブ)よりは少ないですけど、ライザップよりは多いですね」
と私も対抗してみました(笑)
すると今度は
食事の指導とかあるの?
と聞かれたので、私はFriceに通う前から食事管理をしているから特に食事管理はしてもらっていない。と答えました。
へぇ~。夕食とか何食べてんの?
と聞かれたので、ささみ・ブロッコリー・カッテージチーズ・キムチとか定番で良く食べます。と答えると
タンパク質は大豆とか食べればいいよ。納豆とか豆腐とか。
もうここまで来るとなんもいえねー。
なぜタンパク質は大豆推しなのか…
そもそも大豆はタンパク質と脂質でできていることを知ってんの?と聞きたかった。
そして私は
全ての食事を記録しPFC値の管理をしているんです!はっきり言って余計なお世話です!
って言いたかったけど、もちろん言わなかったよ。
そして最後に全くそう思ってないだろうけど
へぇ~すごいね。
と軽く言われました。
この失礼で無神経な一言が、私のトレーニング、食事方法、中村先生の指導、全てをバカにしているように感じて私はすごく傷つきました。
バカにされたくなかったらカラダで示せ
彼女にバカにされたと感じた私は、その後5時間ほど、彼女の失礼で無神経な一言に傷つき、打ちのめされ、悶々としていました。
そして私は自分が心の中で「1ヶ月で体脂肪率6%・3.7kgの脂肪を落とすことに成功したんだ!効果はあるんだよ!」と叫んでいることに気づきました。
そうです。効果は実際に現れています。数字がそれを証明しているのです。
じゃぁなぜ彼女は中村先生のトレーニングは効果があるのかと揚げ足を取るような事を言うのでしょうか?
それは、私の脂肪が3.7kg減ったところで、彼女を圧倒させるほどの体型には程遠いという現実なのです。
私がAYA先生や、Miharuさんのようなカラダだったら、彼女は「効果あるの?」なんて質問はできないはずです。
つまり、フィットネスクラブのお風呂に入ったとき
カラダすごい変わったね?何してるのか教えて❤
と会う人会う人に質問されるほどの圧倒的なカラダになるための努力をしろってことなんだなということに気づきました。
そっか~!なんかめっちゃモチベーションあがる!
なんとなく痩せたい。なんとなくかっけ~カラダになりたい。って漠然と思ってたけど、私はやっと目標を見つけた気がしました。
そうだ!年齢なんて関係ないし!
女性らしくも鍛えてる!っていう圧倒的なカラダになってやる!
やっべ~なんか無敵な気がしてきました!
こんなときは筋トレ社長の心に沁みるつぶやきで、もっと無敵になってやる!と思って探してみると素敵なつぶやきを発見しました。
言いたい奴には言わせておきゃいい。そいつらが他人の粗探しして時間を無駄に使ってる間に、君は努力してそいつらとの差を広げてやれ。他人が文句つけてきたら差を広げるチャンスだよ。言い返しても君の時間が無駄になるだけ。ガン無視して努力して圧倒的に成長して視界から消し去ってやろうぜ。
— Testosterone (@badassceo) 2018年9月22日
見つけたし(笑)心に沁みるやつ見つけちゃったし(2回言った)
なんか私、彼女の悪気ない失礼で無神経な一言に打ちのめされてたけど、今はもう本当に感謝しかない。
悪気ない失礼な一言にダメージを受けた私が出した結論
結局のところ、彼女の放った悪気ない失礼な一言は、一瞬私の心をざわつかせるも、数時間後には私のパワーとなり、トレーニングのモチベーションアップに繋がりました。
知識を蓄え、考え、実行し「筋肉量の増加と脂肪の減少」という結果につながったときは本当に喜びました。
その嬉しさでいっぱいのときに、彼女の無神経な一言は私にかなりのダメージを与えました。
でも、今、冷静になってみると、世の中には「悪気ない失礼で無神経な一言」を放つ人は多くいます。
私だって気づかずに失礼で無神経な一言を放っているでしょう。
結局その言葉を自分のパワーにできるかどうかは、自分次第ですし、そのような言葉をすべてパワーにしていかないと「無敵」になれないな。と思いました。
鍛えたカラダに無敵な心。
かっけ~!
自分が想像する「かっけ~女」になるべく、明日もトレーニングがんばります!
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