先日「クラニオセイクラルショートセッション」というセッションを受けました。
未だに読めないし書けない謎のセッション。
しかしながら、このクラニオセイクラルセッションが私を長年悩ませた、不定愁訴の改善に効果があったのでは無いかと思うようになりました。
というのも、20年も苦しみ続けた「冬季うつ病」が今年(2018年)は全く発症していません。
冬季うつ病や自律神経失調症などの不定愁訴は、ものすごく辛い症状なのに、その苦しみは本人しかわかりません。
不定愁訴を感じている人であれば、藁にもすがる思いで、症状が改善されることを試してみたいと思うはず。
ということで、今回は「クラニオセイクラル」セッションを2度受けた私が「クラニオセイクラル」の率直な感想を本音でレビューしたいと思います。
クラニオセイクラルセッションを受けるきっかけ
私は数年前から1週間に1度【ボディーワーク縁】の森内先生が教えてくれる、ピラティスレッスンに通っています。
森内先生は常に、カラダの不調を取り除く関連のいろーんな事を勉強しています。
そして先生はアウトプットがだぁ~い好きなのです。
もうね、自分で学んだ事がカラダにいいことだ!と確信すると、わっくわくしながらアウトプットし始めます。
その1つがクラニオセイクラルセッションです。
クラニオセイクラルセッションは、施術と運動がセットになった個人セッションメニューに含まれる「施術」で、私も過去に体験したことがあります。
その時は、10,000円の個人セッションが3,600円で体験できるよ。ということで、どんなものなのかは全くわかりませんが、とりあえずお試しで体験してみました。
この時の内容を体験レビューしています。
その後、先生がクラニオセイクラルについて学びを深めたことを機に、クラニオセイクラルショートセッションというメニューが登場しました。
今回、クラニオセイクラルショートセッションが数量限定、期間限定メニューとして登場し、3,000円とお手頃価格だったこともあり、もう一度施術してもらうことにしました。
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「クラニオセイクラル」って何?
そもそもクラニオセイクラルって何でしょうか?
ウィキペディアによると
クラニオセイクラル・セラピー(Craniosacral therapy、頭蓋仙骨療法)は、オステオパシーの療法のうちの1つである。
クラニオセイクラルは、当初、施術者が外力を加えることによって頭蓋仙骨系の関節の動きを改善し症状を和らげるという、バイオメカニクス(生体工学)アプローチに重点がおかれていた。しかし、近年、より穏やかで繊細なタッチを用いてクライアント自身の自然治癒力の働きを促すバイオダイナミクスというアプローチも開発されている。
(ウィキペディア:クラニオセイクラル・セラピーより引用」
まぁ意味分かんないでしょ。
そして、今回私が受けた「クラニオセイクラルショートセッション」はクラニオセイクラルをベースに、森内先生が学んだ内容もプラスされた特別なセッション。
言うならば、森内流クラニオセイクラルセッションというわけです。
そして森内流クラニオセイクラルの目的は「体もココロもニュートラルにすること」
体もココロもニュートラル…って結局はどんな感じ?
まぁ結局は何なんだって話なわけで、私もよくわかっていませ~ん。
なんですって!?
体もココロもニュートラルって結局はどんな状態?
体もココロもニュートラルな状態にする。
単語ひとつひとつの意味はわかりますが、実際にどんな状態になるのか想像がつきませんよね。
それは普通に生活していると「ニュートラルな状態」がどんな状態なのかわからなくなるからです。
では、肩こり・腰痛・不眠・自律神経失調症などの不調はなぜ現れると思いますか?
老化?ストレス?
まぁ老化もストレスも原因の一つであることは間違いありません。
ただ、不調の原因の根本は「誤った体の使い方を継続する」ことで出現するのです。
痛みや不調は全てカラダからのサインです。
カラダが健全を維持しようとサインを発するのです。
なるほど~。痛みや不調を生じさせない状態がニュートラルということですね。
体もココロもニュートラルな状態になれば、体の不調が改善するのは当然ですが、ココロも落ち着くことでイライラ感や怒りっぽいといった症状も落ち着いてきます。
毎日の生活がとても快適になりますよ。
具体的な症状があったほうがわかりやすいと思うので、私の症状が改善した例をご紹介しましょう。
ある日いきなり腰と股関節に違和感を覚える
初めて個人セッションを受け、クラニオセイクラルの施術を受けたとき(11ヶ月前)私は股関節に違和感を感じていました。
この股関節の違和感は症状が出てから1年は経っていました。
最初は起床時、ベッドから普通に起き上がることができないことから始まりました。
目が覚めても微動だにできないのです。
横向きになるにも腰に痛みを感じるので簡単にはできません。
起き上がってしまうと痛みを感じることはないので普通に歩けるのですが、着替えの時にパジャマのズボンから足を抜くことができませんでした。
「ちょっとかがんで片足立ち」という体勢をつくれないのです。
すると、立ったままソックスやストッキングを履いたり、パンツを履くことができません。
朝の準備にかかる時間が倍以上になってしまいました。
イメージとしては股関節が錆びて動きが悪くなってしまったような感じです。
油を差すことができれば解消しそうな感じなのですが、実際に油を差すことはできません。
症状が出た当初は「今日だけの症状」だと思っていましたが、毎日続くうちに「老化なのかも」と思うようになりました。
しかし簡単に老化と言っても、40代に入る前にこんな違和感を感じていたら、70代で歩けなくなるのでは?と恐怖を感じたのを覚えています。
でも今ではまったくそんな症状がありません。
というか「かがんで片足立ち」たったこれだけのことを何故できなかったのかすら今では理解できません。
この腰と股関節の違和感はまさに「カラダが健全を維持しようとサインを発していた状態」だったと考えられます。
私の場合、カラダが健全を維持しようとサインを発していた時に、タイミングよく個人セッションでクラニオセイクラルの施術を受けました。
その他、個人セッションで私のカラダの不調を改善するための、正しいカラダの動かし方を教えてもらい、その動きを続けたことも良かったのかもしれません。
週に1回あるピラティスグループレッスンでの学びも良かったのかもしれません。
結果として、私の腰と股関節の違和感は今現在ありません。
それどころか、20年苦しんだ冬季うつ病すら発症していないのです!
当然イライラもしません。逆にハッピーすぎて雑草にすら愛を注ぎたくなるほどです。
不定愁訴の改善は本当にすごいことです!
個人セッションがきっかけとなり、継続してカラダを動かすことで「ニュートラルな状態」に近づけたのかもしれません。
森内流クラニオセイクラルはどんな施術なの?
では森内流クラニオセイクラルとはどんな施術なのかご紹介しましょう。
-
- 施術ベッドに横になる
- 先生が足首をかる~くつかむ
- 頭をかる~く触ったり、つかんだり、曲げたりする
- 足首をかる~くつかむ
- おわり
時間にして30分程度です。
私の場合、不調などはない状態でクラニオセイクラルショートセッションを受けたので30分程度でしたが、症状がある方だともっと時間がかかるかもしれません。
私は1年前、筋トレをしているとき、ベンチから何気なく起き上がる時に左尻に「ピキッ」という痛みを感じました。
左尻の痛みは今でも続いています。
ただこの痛みの原因が何となくわかったことと、トレーニングの際に痛みを発生させない体の使い方を意識することで、痛みは劇的に改善されました。
そして1年間左尻の痛みとともに生活したことで、この痛みが消えることは一生ないのだからうまく付き合うしかない。と思うようになりました。
そう思えるようになってから、左尻の痛みは私の不調では無くなりました。
でも施術してくれた森内先生曰く、左尻の流れがよくない(不調があるってこと?)とのこと。
ですから左足だけは、軽く曲げたりなどの施術がありました。
基本は、足首を軽くつかむか、頭を軽くおさえるかの2種類の施術のみ。
でもねすご~く不思議なのですが「気」のようなものを感じるのです。
えっ?何か怪しい…魔術?催眠術?
まぁ足首や頭を軽く触るだけで、ニュートラルなカラダを作るというのですから、怪しい感じはしますよね。
しかしながらこの「気」のようなものは誰もが感じるらしいのです。
もちろん「気」を感じた状態を言葉で表現すると、人によって様々な表現をします。
- 日向ぼっこしているような気持ちよさを感じる人
- 海の上をただよっているようにふわふわ~と感じる人
- 大自然の中でパワーをもらっているかのように感じる人
- カラダが解けていき無音の静寂を感じる人
ちなみに私の場合は、ベッドに横になっただけで目が回る感覚がありました。
先生が足首を掴むとすぐ、吐き気を感じるほどの車酔いのような状態になり「あれ~これ続けられないかも」と思ういましたが、10秒もしないうちにおさまりました。
頭を軽く持ち上げられた時や、足裏を軽く押された際には、ベッドがかなり斜めにされてシーソー状態になり、ベッドから落ちてしまうような感覚になります。
ベッドに横になって施術を受けるとき、整体やエステ、脱毛など関係なく私は眠りに落ちます。
今回のクラニオセイクラルショートセッションは青森市問屋町にあるはまなす会館の一室を借りて施術してもらいました。
たまたま隣のお部屋も使用中で、話し声がガンガン聞こえるもんですから、珍しく眠らなかった私。
いや、私は結構雑音がある方が落ち着いて眠れる方なので、純粋にクラニオセイクラルセッションが私を眠らせなかったのかもしれません。
軽く隣の部屋の会話を聞きながら、私はあることを思い出しました。
実は私、8月に右手を負傷したのです。
お恥ずかしい話ですが、飲みすぎて記憶が曖昧で「急な階段から落ちたらしい」という何となくの残像しかないので、なぜ怪我をしたのかわかりません。
そのうえ、何かの拍子に痛みを感じるのですが、普段の生活やトレーニングには支障がないのですっかり忘れていました。
私はベッドに横になりながら、あぁ~不調が無いとか言ってたけど、右手が痛いんだったわ~。伝えるの忘れた~。まぁいっか。もう一回違う日にでも施術してもらおう。
と考えつつ施術を受けていたのです。
すると、いきなり、右手がびくーん!って動いたの。
びっくりしました。
先生もびっくりしたようで「大丈夫ですか?」と聞かれるほど、びぐーん!って動いたのよ。
やはり「気」のようなものは確実にカラダを巡っていたようです。
森内流クラニオセイクラルの率直な感想
この度2度目となる「クラニオセイクラル」の施術を受けて率直な感想を言うとすれば
よくわかりません!
えへへ。でも率直な感想を言うとよくわかりません。
というのも、私は不調をほとんど感じていません。
施術してくれた森内先生にも
ちぃさんは健康体のカラダをしていました!
と言われたので、健康体なのでしょう!
私は健康体なので施術を受ける前と後では特に変化は感じませんでした。
その日のうちに、森内先生からメールが来ました。
そのメールには次のような事が書いてありました。
- カラダに症状がある方は特にニュートラルからずれていることが多いので、終わった後の変化を感じやすいですよ
- ちぃさんは健康体だったので目立った変化は感じていないかもしれませんが、変化が無いということはありません
- 不調がない人は、以前よりカラダを上手に動かせるようになるので「運気がよくなった」感覚になりますよ
運気が良くなった感覚…素敵じゃないですか!
あっ!でも施術が終わった瞬間、90度に曲げる事ができなかった手首を曲げれるようになっていたので、変化がないわけではないです。
ただ、手首から全く痛みが無くなったかと言われればNOですね。
ちなみに手首に関して言えば、2ヶ月ほど前にピラティスのグループレッスンをしている際に、私だけではなく、ほとんどの人の手首がうまく使えてない事が判明しました。
その時に先生が手首をうまく動かすためのワークを教えてくれて、私はずっと継続しています。
ですから、2ヶ月継続したワークのおかげかもしれないなとも思います。
というか、クラニオセイクラルのような「施術」に加え、ピラティスのグループレッスンを継続することで、ニュートラルな状態に近づけるのだと思います。
つまり「クラニオセイクラルを例えば月に4回1年間施術したら絶対に痛みが無くなる!」なんてことは無いってことです。
もちろんクラニオセイクラルによって、カラダはニュートラルな状態に変化し始めるかもしれません。
でも、間違ったカラダの動かし方を修正し、正しいカラダの動かし方を習慣化しなければ、また痛みなどの症状が現れてしまいます。
つまり根本を変えなければカラダもココロもニュートラルな状態にはならないという事です。
まとめ
- クラニオセイクラルはカラダもココロもニュートラルな状態を目指す施術
- クラニオセイクラルを受ける側はただベッドに横になるだけ
- 先生が足首や頭部を軽く触ったり掴んだりする施術
- 施術を受けた人はそれぞれ何らかの「気」の流れを感じることができる
- カラダに不調がある人もない人も、変化を感じることはできる
- イライラ感、怒りっぽいなどのココロの不調も整える効果がある。実際に私は今年「冬季うつ病」の症状が出ていない
- クラニオセイクラルショートセッションは数量限定・期間限定の施術メニューなので、気になる方は試すべき
クラニオセイクラルの感想を伝えたかったのですが、目に見える変化が無いために、きちんと伝えられたか疑問です。
ただ、期間限定・数量限定の特別メニューです。
お値段も3,000円と手頃な金額ですので、カラダに痛みを感じている方や、冬季うつ病に悩まされている方は試してみてください。
詳しくはボディーワーク縁さんのページで確認してみてください。
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