まだ6月だというのに、北国青森でも夏日を記録しています。
薬局でも虫よけスプレーや虫刺され関連のコーナーが設置され夏を感じるようになりました。
最近では庭仕事をしていると飛んでいる虫が多いことに気づきます。
調べてみると20℃の日が続くと蚊は一斉に孵化し始めるらしい…
人は蚊に刺されてもかゆいだけですが、犬の場合は蚊に刺されると「フィラリア症」という病気にかかってしまうかもしれません。
そしてお散歩中に勝手に飛び乗りついてくる「マダニ」
こいつも本当に厄介な存在ですよね。
愛犬のために、フィラリアの薬やノミ・ダニの薬を飲ませるのは飼い主さんの義務であるというのはわかっていますが、多頭飼いだと正直気になるのは「費用」
今回は多頭飼いの我が家が実践する「愛犬のフィラリア&ノミ・ダニ薬の費用を抑える方法」について書いてみたいと思います。
この記事はフィラリア予防薬の費用を安くするための記事ですが、フィラリアがどんな病気なのかにも触れています。
そんなのわかってる!費用を安くする方法だけ知りたい!
という方は『種類が多いフィラリア予防薬、何を選べばいいのか?』から読むとスムーズです。
フィラリアとは?
犬を飼っている方であれば絶対に知っていると思いますが、フィラリアについて簡単に解説します。
フィラリアとは糸状の寄生虫の総称で蚊の媒介により感染します。
フィラリア症の犬の体内では愛し合う男女の成虫が血液中に幼虫をせっせと産みおとします。
その幼虫(幼稚園児)は犬の体内では大人になることができないので、一旦蚊の体内を借りちょっとだけ成長(小学生)します。
犬の体に寄生して成虫になれる準備ができた幼虫(小学生)は、蚊の針で待機し、そのタイミングで刺された犬に寄生します。
犬の体内に入った幼虫(小学生)は、犬の筋肉や脂肪の中で2ヶ月成長し(中学生~高校生)成虫になる準備ができたところで血管を通って心臓や肺動脈へ移動し、立派な成虫へ成長します。
立派なオトナになった男女は心臓内でめぐりあい、子供をせっせと産み落とします。
これがフィラリア成長の流れです。
成虫になったフィラリアは心臓や肺動脈で生き、呼吸器、腎臓、肝臓などに障害を与えます。
フィラリアに感染すると死に至るというのは、犬を飼っている人であれば誰もが知ってる知識だと思います。
厳密に言えばフィラリアが宿主を殺すというよりは、フィラリアが心臓や肺動脈で生きることにより発生する臓器の障害が、ワンちゃんにとっては死に至る障害になることもある。
ということなのです。
なんにせよ、フィラリアに感染すると死に至ることもあるというのは事実というわけです。
フィラリア予防薬を毎月投薬する重要性
今の説明を聞くと「フィラリアに絶対かからない方法ってないのでは?」と不安になりますよね。
人間ですら様々な工夫をしても刺されることがあります。
そのうえワンちゃんは「虫に刺されちゃった(T_T)」と飼い主に教えてくれません。
ではどうするか。
幼虫が中学生から高校生に成長する2ヶ月間の間に駆除するのです。
つまりフィラリア予防薬とは「寄生虫が成虫になる前に体内から駆除する薬」なのです。
幼虫が成長するのに2ヶ月かかります。
じゃぁ節約のために毎月じゃなくて2ヶ月に1回でもいいのでは?と思うところです。
でも自分の愛犬に寄生した幼虫が、とびきりスーパースピード成長する寄生虫だったらどうでしょう?
飼い主さんが与え忘れしてしまったり、ワンちゃんが見ていないところで吐き出してしまっていたりということだって考えられますよね?
私もグーグルカレンダーに毎月のスケジュールとして投薬期間を入れていますが、何日か後回しにしたりする月もあったりします。
どんなリスクにも対応し、必ず駆除をする。そのためにも毎月投薬というのがベストな選択だと思うのです。
多頭飼いでも費用を抑えてフィラリア予防する具体的方法
我が家では3頭の愛犬(昨年までは4頭)がいます。
全ての犬に狂犬病ワクチン・混合ワクチン・フィラリア検査・フィラリア予防薬・ノミ&ダニ薬となると10万近くかかります。
でも義務ですから支払いますよ。それを知って犬を飼ったわけですから。
ただね~高い!
注射は病院でしてもらわないといけませんが、薬って他で買えないのかな?
と思い調べてみると、フィラリア予防薬やノミ・ダニ薬は個人輸入するととても安く購入出来るということがわかりました。
でもフィラリア予防薬を飲ませる前には、今現在フィラリアに感染していないかの検査が必要になります。
というのも成虫になったフィラリアは30センチ程度の糸状の虫です。
フィラリア予防薬(駆除薬)を飲むと成虫であっても死に至ります。
心臓に住み着いた成虫が心臓で死ぬと死んだ虫のせいで血管が詰まってしまう可能性があります。この危険を避けるために検査が必要になるのです。
我が家では、狂犬病ワクチン+混合ワクチン+フィラリア検査のみにしてもらい費用を抑えています。
フィラリア検査費用は1頭あたり2,000+税。
その病院によって違いはあるでしょうが1,000~3,000円が一般的な金額のようです。
今年の支払いは1頭あたり13,000円程度でした~。
ちなみにフィラリア検査をしないためには通年でフィラリア予防薬を飲ませる方法もあります。
個人輸入したフィラリア予防薬って成分は大丈夫?
「個人輸入したフィラリア予防薬って本当に大丈夫なの?」この言葉はよく友人にいわれるのですが、結果から言うと大丈夫ですし、我が家では感染していません。
個人輸入しているフィラリア予防薬が効かないのであれば、外国に住むワンちゃんたちはほとんどフィラリアに感染しているはずです。
普通に考えてありえませんよね。
だって外国でフィラリア予防薬として販売しているのですから。
ちなみに個人輸入するととっても安いフィラリア予防薬は、日本で発売しているものとメーカー、成分が同じで商品名が違うというもの。
ですから私は安心して我が家の愛犬達に薬を与えています。
フィラリアの薬を個人輸入する具体的方法
個人輸入すると考えるととってもハードルが高いような気がしますが、普通のネット通販と変わりません。
ですから普通にネット通販できれば個人輸入出来ると言えます。
それではどこのサイトで購入すればいいのか。
私は2つのサイトで値段を比較し安い方で購入しています。
それぞれの特徴をご紹介します。
ペットのお薬【うさパラ】
我が家の場合、大体のお薬はこちらのうさパラさんで購入しています。
徹底的に安いですし、全ての商品が送料無料です。
商品が届くまでの連絡も細かくくれるのでとても信頼して注文しています。
最近すごく気になることといえば、時々サイトがとても重い事(けっこうストレス)
もしかして私だけなのかもしれませんが、気になることがあってクリックしてもすぐに画面が変わらないのでストレスを感じています。
私は、そのストレスがあったとしても先日フィラリアの薬を買いました。
それくらい安くて訪れる価値のあるサイトだと思います。
ペット専門お薬通販【ペットくすり】
うさパラさんに比べるとペット専門お薬通販【ペットくすり】はお高めです。
ジェネリックを多く扱っていてまとめ買いをするとうさぱらさんより安い!というときもあるため、初めて購入する商品のときは必ず比較するようにしています。
3,900円以上で送料無料になります。
だいたいお薬を購入すると3,900円は超えるのですが、うさパラさんが送料無料なので「送料かかるんだ~」って思っちゃいますね。
種類が多いフィラリア予防薬、何を選べばいいのか?
フィラリア予防薬には錠剤・スポットオン・チュアブルがありますが、チュアブルというおやつタイプの予防薬が一番いいでしょう。
私の経験上、飼い主にもワンちゃんにも一番負担が少ないからです。
我が家はほとんどおやつを与えませんので、フィラリア投薬日は犬たちにとって「1ヶ月に1回の素敵なイベント」になっています(笑)
一般的にはフィラリア予防薬はチュアブルで、ノミ・ダニをスポットオンにしているというご家庭が多いかと思います。
我が家も以前はそうしていました。
だいぶ前に動物病院で「今年からフィラリア&ノミ・ダニを一気に駆除してくれるお薬も選択できます」って言われたことがあります。
そのお薬は錠剤しかありませんでした。
それでもドッグフードに混ぜれば大丈夫かな~って思って購入したのですが、ぜーんぜん食べてくれず何とか口に入れようと悪戦苦闘した経験があります。
多頭飼いのあるあるだと思うのですが、薬を何かで包んでも食べてくれない子もいれば、食べる子もいます。
そして食べない子が吐き出したものを、脇で狙っている子がいるわけです。
薬ですから、倍飲むこともいけませんし、飲まなければ効果がありませんし、このときに錠剤タイプは飲ませることが難しいと痛感しました。
じゃぁうちもチュアブルタイプにしよう!と思いますよね?
一言でチュアブルタイプといっても、効果や成分、種類や値段が様々あって、何を選べばお得で安心なのか、調べることすら面倒…。
という方のためにニーズ別にどの商品を選べばいいのかを私目線で選んでみました!
【安くて安心】一番ポピュラーなフィラリア予防薬
500円OFFクーポンコード RSPKKEG2 |
※有効期限:2018年3月1日(木) 〜 2018年8月30日(木)
※販売価格が2,000円以上の対象商品のみ使用できます。
※クーポンを使用するにはうさパラ会員登録が必須です。
※クーポンの使用は1回のご注文に限り有効です。
注文はこちら ⇒ カルドメック/ハートガードプラス(小型犬用/〜11kg)
こちらハートガードプラスは、日本の動物病院で出してくれる「カルドメックチュワブルP」というフィラリア予防薬と全く同一商品の海外版です。
フィラリアだけではなく、お腹の虫も同時に駆除してくれます。
ノミ・ダニには効きませんからノミ・ダニ対策も考えている方はノミ・ダニ用に別のお薬を用意しなければなりません。
発売されてから20年。定番中の定番がこのハートガードプラスです。
1箱に6個入っているので半年分ですね。
1ヶ月あたり480円程度の価格になります。
条件がありますが、クーポンコードを入力すると500円割引してくれます。
箱でまとめ買いすればするほど安くなるので、多頭飼い、友人知人など共同購入のようにするともっとお得に購入できます。
もっとお得というか500円クーポンを使うと断然お得になります。
仮に3箱買って500円クーポンを使ったとすれば1ヶ月あたり約410円まで安くなります。
我が家の場合、動物病院だと1ヶ月800円~1,000円(体重別で値段が違うため)ですから半額以下まで費用を抑えることが出来るというわけです。
【とにかく安く】ジェネリックをまとめ買い
注文はこちら ⇒ ストロングハートチュアブル小型犬用:11kg以下
こちらは「カルドメックチュワブルP」(上記商品)のジェネリック(海外版)です。
1箱で6個入って半年分ですから、ハートガードプラスと変わりません。
ジェネリックだからハートガードプラスより安いのですが、1箱だけの購入だと、ハートガードプラスとほとんど変わりません。
逆にこのストロングハートチュアブル1箱しか買わないのであれば、送料もかかってしまうので上記で紹介したハートガードプラスの方が安くなります。
ですがこのストロングハートチュアブル。
3箱買うと1箱プレゼント(在庫なくなり次第終了)キャンペーンをしております!
つまり3箱購入すると1ヶ月あたり約280円まで安くなります。
ちなみに3箱買うと1箱ついてきます。6箱買うと2箱ついてきます。このように買えば買うほど1ヶ月あたりの費用が安くなるというわけです。
【最安値】ノミ・ダニ予防薬はネクスガード1択
500円OFFクーポンコード RSPKKEG2 |
※有効期限:2018年3月1日(木) 〜 2018年8月30日(木)
※販売価格が2,000円以上の対象商品のみ使用できます。
※クーポンを使用するにはうさパラ会員登録が必須です。
※クーポンの使用は1回のご注文に限り有効です。
なぜノミ・ダニ予防薬がネクスガード一択なのか説明します。
犬猫を飼っている方は絶対聞いたことがあると思う「フロントライン」
ネクスガードはフロントラインのメーカーが出しているフロントラインと効果が同じチュアブルタイプの予防薬です。
私がチュアブルタイプをオススメする理由は最初の方に書きましたが、その際は「錠剤タイプは食べさせるのに苦労する」と書きました。
じゃぁフロントラインってスポットオンだからいいのでは?と思いますよね。
我が家だけの悩みかも知れませんが、こうたろうと大二郎がとっても仲が良くお互いをナメ合います。それも毎日。
スポットオンは自分でナメれないように首の後ろに薬を垂らすわけですが、首の後って他の犬だとナメることできちゃいますよね…
良くはしゃいで違う犬の首の後ろを甘噛みしてますよね…
ということが心配されるので我が家ではスポットオンを使用していません。
1頭で飼われているワンちゃんでも、首の後ろにお薬を垂らすと絶対に違和感を感じてどっかにこすりつけたりしませんか?
そこをナメたりしたら…とか考えるとワタシ的にはとても怖くてスポットオンを選択することはできません。
ではチュアブルタイプで一番安いのは?となると「ネクスガード」です。
それもあの「フロントライン」とメーカーが同じですから信頼できる感じもします。
ということでワタシ的にはノミ・ダニ予防薬はネクスガード一択になります。
あと気になるところは値段ですよね。
こちらの商品も条件がありますが500円割引のクーポンを使うことができます。
普通に1箱購入しても500円クーポンは使えますので1ヶ月あたり約890円。
仮に2箱購入し500円クーポンを使うと1ヶ月あたり約800円までお安くなります。
フィラリア&ノミ・ダニも1回で予防できるチュアブルタイプ
500円OFFクーポンコード RSPKKEG2 |
※有効期限:2018年3月1日(木) 〜 2018年8月30日(木)
※販売価格が2,000円以上の対象商品のみ使用できます。
※クーポンを使用するにはうさパラ会員登録が必須です。
※クーポンの使用は1回のご注文に限り有効です。
フィラリア予防もノミ・ダニ予防も必要だけど、2種類飲ませるのは手間がかかる…という方には、1回で全ての予防が出来るチュアブルタイプの予防薬をご紹介します。
手間がかからない分、1ヶ月あたりの費用は割高になります。
フィラリア予防薬の選び方まとめ
■フィラリア予防薬だけ必要な1頭飼いの方が選ぶべき薬は?
カルドメック/ハートガードプラス(小型犬用/〜11kg)
【理 由】
・まとめ買いしない場合には、この商品が送料も込みで最安値
1ヶ月あたり400円程度(注:クーポンコード【RSPKKEG2】を入力)
■フィラリア予防薬だけ必要な多頭飼いの方が選ぶべき薬は?
■フィラリア予防の他にノミ・ダニ予防も必要な1頭飼いの方が選ぶべき薬は?
カルドメック/ハートガードプラス(小型犬用/〜11kg)
ネクスガード(小型犬用/4〜10kg)
この2つを購入する
【理 由】
まとめ買いしない場合の、送料込み最安値商品の組み合わせ
1ヶ月あたり約1,370円(注:クーポンコード【RSPKKEG2】を入力)
■フィラリア予防の他にノミ・ダニ予防も必要な多頭飼いの方がえらぶべき薬は?
ストロングハートチュアブル小型犬用
ネクスガード(小型犬用/4〜10kg)
2つのサイトでそれぞれ購入する
【理 由】
まとめ買いした場合の最安値商品の組み合わせ
1ヶ月約1,080円(注:ネクスガード購入時クーポンコード【RSPKKEG2】を入力)
■ちょっと高くてもフィラリア・ノミ・ダニ予防全てを1回で済ませたい方が選ぶべき薬は?
大きな声で言えませんがもっと安くする方法あります
実はもっと安くする方法があります。
ただ、この方法は完全自己責任でお願いします。
というのも理論的には合ってるけど、メーカーの使用方法とは異なるからです。
そして多頭飼いでなければやすくなりません。
その方法とは…
大型犬用を購入し分割して使用するというもの
具体的に我が家で先日購入した際に検討したことをそのままご紹介します。
【我が家の条件】
・チュアブルタイプ
・犬の体重はそれぞれ 3.8kg・5.2kg・7.2kg
・フィラリア予防薬必要
・ノミ・ダニ予防薬
ということで購入を考えた商品は「ネクスガードスペクトラ」です。
ここでネクスガードスペクトラの種類別の成分量をみてみます。
成分/成分量(mg) | ||
種類 | アフォキソラネル | ミルベマイシンオキシム |
超小型犬用(~3.5k) | 9 | 2 |
小型犬用(3.5k-7.5k) | 19 | 4 |
中型犬用(7.5k-15k) | 38 | 8 |
大型犬用(15k-30k) | 75 | 15 |
超大型犬用(30k-60k) | 150 | 30 |
すると大型犬用を4等分すると小型犬用の数値に近くなることがわかります。
ではネクスガードスペクトラの大型犬用の値段をみてみます。
6,298円-500円クーポン=5,798円(3ヶ月)
5,798円÷3ヶ月=1,932円(4頭分)
1,932円÷4頭=483円(1頭あたり)
となるのです。激安ですよね。
しかし何度も言うようですが、これは裏技的なものです。
私は私の自己責任でこの選択をしました。
もしかすると私がこの選択をしたせいで、我が家の犬がフィラリアに感染するかもしれません。
そういった危険もあるということを理解した上で、この裏技を選択するかどうか飼い主さんが決めてください。
フィラリア予防の費用を安くする具体的方法をまとめると
・フィラリア予防薬を使用する前には必ず動物病院でフィラリア検査を受けましょう。
・フィラリア予防薬は個人輸入すると動物病院より安く購入できます。
・個人輸入とはインターネットで買い物する技術があればできます。
・『うさパラ』さんはとても安く犬猫の薬を個人輸入できるサイトです。
・多頭飼いや知り合いの方と共同購入すると『ぺっとくすり』さんの方がお安く購入できます。
・多頭飼いの方が飼い主さんの自己責任で『ある方法』を選択すると激安で『フィラリア・ノミ・ダニ』の予防ができます。あくまでも自己責任でお願いします。
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