PR

老犬の肝硬変の経過報告|腹水が溜まり苦しそうな彼に私がしてやれること

スポンサーリンク

10日前に動物病院で「肝臓の症状が改善しておらず、肝硬変だと思われるので、いつ逝ってもおかしくない状態だと思って下さい」と余命宣告された我が家の老犬アポロ。

犬の1日は人の1日とは早さが違うようでして、治療を続けていても1日1日、病状が悪い方へ向かっているのがわかります。

病状が良くなることもなく、何かを解決するような内容ではないのですが、何度かこのブログで病状を報告していましたので、今の老犬アポロの状態を書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

今までの経緯を簡単に説明

我が家の一番の老犬であるアポロの食が細くなり、歳のせいかな~なんて軽く考えていた去年の秋。

夕食後、必ずといっていいほど嘔吐するようになり、これはおかしいなと動物病院へ連れて行くと、肝臓の数値が人間でも倒れてしまうほどの悪い数値でした。

1ヶ月ほど治療を続けても改善がみられないので、病院をかえてみたりもしましたが、他の病院でも同じ治療しかできなと言われました。

私自身はその間もネットで目を皿のようにして検索し、肝臓にいいとされるサプリを個人輸入してみたり、その日によって差が出る食欲でも必ず食べてもらえるように食事を工夫してみたりしました。

薬に関しては絶対に飲ませたいので、ピルポケッツで確実に飲ませています。

他の犬と比べても確実に量は食べています。アポロがちょっとだけ残したご飯を食べている他の犬達は逆に太ってきているというジレンマに襲われています。

病気が影響していて、食べても痩せてしまうようです。

余命宣告をブログで報告してから届いた応援の声

愛犬が余命宣告され、つい弱音をブログに吐いてしまったのですが、友人の子どもが心配して泣きながらお見舞に来てくれました。

アポロは13歳。10歳の彼が赤ちゃんの時からアポロは彼を見守ってきました。

赤ちゃんだった彼が泣けば、泣いたよと話に夢中な私たちに吠えて教えたり、寝ている彼を守るように添い寝をし、近くをとおる母親や飼い主の私ですらかじられそうになるほど、溺愛していました。

その愛を感じながら成長した彼はアポロと過ごす時間が残り少ないという事実を知って号泣していました。

彼がお見舞いに来てくれた前日のアポロは、ご飯を全く食べること無く、後ろ足もふらついていて病気の老犬そのものでした。

それがどうでしょう、彼がお見舞いに来てくれたら元気になっちゃいまして、久しぶりに嬉しさのあまり吠えたり、後ろ足(2本足)で立ち上がったりとはしゃぐアポロ。

そこからちょっとだけ元気が回復し、ご飯を食べさせるのにも苦労しないほど食欲も安定しています。

余命宣告をされてから10日経過した老犬の様子

これ以上痩せることができない。というほど痩せてきています。肉は削ぎ落とされていくのにお腹には腹水が溜まり始めビール腹のようになっています。

黄疸は以前から白目にでていましたが、今まで以上に黄色がとても濃くなってきました。

私の父がそうであったのですが、人間もアルコールの飲み過ぎなどで肝臓が常に疲れた状態が長く続くと肝硬変になります。

慢性の肝障害の進行によって、肝細胞が死滅・減少し腺維組織によって置換された結果、肝臓が硬く変化し、肝機能が著しく減衰した状態

(Wikipediaより引用)

病院の先生の話では、人間の場合は肝細胞が死滅し肝硬変になったとしてもある程度生きられるのですが、犬は肝硬変になって人間ほど長くは生きてはいけないのだそうです。

完治させる薬もありません。今より悪くならないようにという治療しかできないのです。

ご飯を食べているのに日に日に痩せていき、腹水が溜まってツチノコの姿になっていくアポロを見るのはツライことです。

そして何もしてやれないのはもっとツライです。

今更ですが病気がわかる前に感じた違和感

今更なのですが、老犬であるがゆえ、アポロの異変に気づくのが遅れてしまいましたが、そう言われてみれば…違和感を感じることがありました。

これらの違和感が肝臓病に関係しているのかどうかは全くわかりません。

ただ、肝臓病はいきなり悪くなるというものではなく、徐々に悪くなっているので、もしかすると関係しているのでは?とおもいました。

おしっこが黄色い

アポロは小さいときから他の犬よりおしっこの色が濃いのです。

アポロを1頭で飼っていたら比べることもないので当たり前だと気づかなかったかもしれません。

病院の先生に「肝臓が悪くなるとおしっこの色が濃くなるんですが気付きませんでしたか?」と聞かれたのですが、常に濃い色のおしっこなので気付きませんでした。

というより、小さい頃から肝臓が悪くなる要素を持っていたのか?と思ってしまったりして…(実際は何度も血液検査をして異常はみられないので、生まれつき肝臓が悪いわけではない)

なぜか水を素直に飲まなくなった

我が家では犬も猫もみんなで1つのボールから水を飲むのですが、1年位前からアポロが水を飲む時に「水を取り替えろ」と言わんばかりにボールをガンガンつつき、ひっくり返したりするようになりました。

この行動は今も続いていまして、今現在は水を取り替えたばかりの状態でもなにやら気に入らないようで、この行動をし始めると3分に1回水を取り替えなければならなくなります(←もうこうなるとつきっきりになり、私は何もできない)

こんな時には、水分補給と気を紛らわせるために大好きな柿を食べさせています。(意外と効果あり)

本当に喉が乾いていれば、水を取り替えなくてもボールから水を飲むのです。何なのでしょうかね…ただワガママ言いたいだけなのかもしれませんね。

息がものすごく臭くなった

我が家にはダックスが2頭おりますが、どっちもとっても息が臭いです。

歯磨きする際の私の男気ある力加減がいけないのでしょうか…

シートで拭く、歯ブラシを入れてみる、布にジェルを付けて拭いてみる、液体を口内に入れるなど色々試してみましたが、まぁ指噛まれますよね。

口臭予防の液体を口に入れるという行為も、その液体を手に持った瞬間、全員目の前から消えます。

そんなこんなで順調に歯石は成長し、ダックス2頭はものすごい口臭です。病院で歯石取りも考えましたが病院の先生があまりいい返事をしないので、そのまま放置してしまいました。

半年前でしょうか…ものすごく臭くなったなって気付いたんです。

そりゃ今までも臭かったですよ。でも今までを上回る違う感じの臭さになったのです。

あの時には肝臓に異常があったのだろうなと思います。

まとめ

後悔はしていないのですが、老犬だからと放置した部分はあったなと反省しています。

老犬だからこそ違和感を感じたら病院へ連れていかなければならなかったなと反省しています。

皆さんも何か違和感を感じたら病院へ連れて行ってあげてください。

徐々に弱っていく姿をみるのは辛いのですが、神様がアポロとじっくり過ごす時間をくれたのだなと思っています。

今はアポロが毎日が楽しいと思えるようにワガママに付き合ってあげたいなと思っています。

なんでもない話にお付き合い頂きありがとうございました。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました